オールセラミックは詰めものや被せものをする治療で、現在もっとも優れた素材であることは事実です。
しかし、今までオールセラミックの治療をご希望されても担当医から「あなたにはオススメできない」と断られてしまったご経験がある方もいらっしゃると思います。
それはオールセラミックの唯一の弱点である「強い力が加わると割れてしまうことがある」という点を考慮しなければならない場合です。
今までオールセラミック治療を断られてしまうケースの多くは、
・歯ぎしりが強い
・咬み合わせ、食いしばりが強い
でありました。
歯科医師は患者様の口の中を拝見すればこのような傾向があるかを判断することができます。
今日では、オールセラミックの詰めものや被せものには様々な種類があり、それによってセラミックの性質や特徴が大きく異なります。
その弱点を補う性質をもったオールセラミックの詰めものや被せものも登場しました。
また、術者の技量や治療を行う医療設備の性能でその弱点を補うことも可能です。
オールセラミックには、患者様のニーズやお口の中の状況に合った様々なバリエーションがあります。